英語コーチング、その裏側

2018-09-21

vol.18 機能文法と網羅文法

「機能文法」という言葉があります。これは、文法を学ぶ際に「何を言いたいか」からスタートして、それに対応する文法を学ぶという学び方のこと。

例えば、”「昔よくこんなことをやっていたんだ」と言いたいときには、would や used to という助動詞を使う”という具合です。先に「これが言いたい!」という要望があって「それを言うならこれだよ」と、思いを言葉にするための道筋を示してくれるものが、機能文法です。

この学び方の悪いところは、文法が網羅的に学べないことでしょう。「自分の言いたいこと」からスタートするため、学習内容にその人の嗜好が入ってきます。自分がすでに知っている、話しやすいパターンで表現してしまうようになるため、全ての文法を身につけるには時間がかかります。

その代わりに、この学び方のいいところは、自分の言いたいことは言えるようになることです。「これ言いたいな」と思いつくたびに、文法を調べ、身につける。それを1ヶ月も繰り返しているうちに、自分の言いたいことはだいたい言えるようになってきます。
穴はあります。けれど、言えないことがでてきたら、また調べてしまえばいいのです。ゆっくりではありますが、確実に自分の話せることが増えていく「話すための文法」だと思います。

一方で、学校で行われる文法教育は網羅的です。
テストではリスニングとリーディングが出題されるため、どんなパターンが出てきても意味を捉えられるよう、学校の文法は幅広く教える必要があります。網羅的な文法では、自分がその文法を使えるかどうかが重要なのではなく、それが出てきたときに意味を解釈できるかが重要なのです。
だから、普段は使わない文法までもインプットすることになります。日常会話で使う文法から、新聞やニュースが使う固めの表現まで、すべて一緒くたんにして覚えていく。それでは、聞いたり読んだりすることはできても、英語が話せなくなるのは無理ないでしょう。

「英語が話せるようになりたい」と思う方には、ぜひ機能文法で文法を捉え直してほしいです。自分の言いたいことを、英語にしていく作業。はじめは、何も言えないことに驚きます、落胆します。
けれど、1ヶ月の壁を越えて、自分が言えることの量が増えてくると「もう少しやればなんでも表現できる」という自信が湧いてくるはずです。

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【書いた人】

竹内 智則 プロフィール

竹内 智則
Urban Meetup Tokyo 代表

2015年、徳島県の田舎町に住んでいた頃、隣にアメリカ人が引っ越してきたことをきっかけに、英語の会話の必要にせまられる。覚えていた中学英語を必死に使いながら勉強も開始。話せるようになるにつれ、外国人との生活や向こうの文化が楽しくなっていく。
2017年、人生二度目の上京、豊島区は雑司が谷にて、日本人と外国人が一緒に住むシェアハウスをつくり、自身も一緒に住む。週に1、2度 シェアハウスを中心にした観光ツアーを企画。雑司が谷の街を案内し、日本料理を一緒につくる。
「外国人と交わる方が、人生面白い。」非日常ではなく、生活レベルで文化が混ざり合う瞬間をもっと増やしたい。

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