英語コーチング、その裏側

2018-09-27

vol.20 英英辞典の使い方とおすすめ辞典

英語で何かを言いたいと思っても、単語がうまく出てこなくて表現できないという場面があります。
英語辞書を使って調べるわけですが、調べる上で注意したいことがあります。

それは、調べた言葉が実際に使われている言葉なのかということ。日本語 → 英語 に変換して調べたはいいが、ネイティヴはほとんど使わない言葉だった、という事件はけっこうあります。

例えば「乗り越える」を『英辞郎』で調べると、このように出てきます。

乗り越える →
・bridge
・conquer(困難・障害・病気などを)
・hurdle(困難や障害を)
・outtrump
・overcome(困難・障害などを)
・overleap
・stop〈話〉(困難を)
・surmount(障害・困難などを)
・weather(嵐・困難などを)
【句動】
・break down(障害を)
・get over
・pull through(危機・困難などを)

これだけ出てくるのです!この中で、あなたはどの「乗り越える」を使いますか?というのが今回のテーマ。どうしたらいいでしょう。

ひとつは、二つ以上の言葉が組み合わさった”句動詞”があるのなら、それを使うこと。句動詞と同じ意味の単独の動詞がある場合、それはニュースや論文などで使われるような「固い言葉」であることが多いです。それを柔らかくするために句動詞ができているということ。これを知っておくと、どれを使うか見極めやすくなります。

もうひとつは、例文と頻出度の載っている英英辞典にもう一度かけることです。僕は英英辞典は『Longman』をおすすめしています。Longmanは例文もわかりやすく、単語の頻出度が載っているのが決め手です。

まず、例文で自分の使いたかった用法なのかを簡単にチェックできます。加えて、Longmanには、その単語がどのくらい使われるのかを示す頻出度が表示され、これを元に、自分が調べた単語を使っていて大丈夫なのか、判断することができるわけです。(句動詞など複数語が組み合わさっている言葉に頻出度は表示されません)

例えば、get で調べるとこのような感じで表示されます。枠に囲まれた S1、W1というのが頻出度。S1 は Speaking1000の略で、会話の中で最もよく使われる1000語の中にノミネートされているということです。W1は Writting1000の略。書き言葉やニュースなど、固い文章でよく使われる1000語の中に入っているということです。

話し言葉と書き言葉が分かれているのが、ありがたいですね。
書き言葉でしか使われない言葉を、会話の中で使うとやはり変です。(例えば、日本語で「簡潔に申しますと」と日常会話で言っているような感覚です)(これが無作為に使える単語数を増やそうとするTOEICなどの課題だとも思います。)

日英辞典で調べたものをもう一度辞書にかけるというのは手間に思えますが、ここで間違った言葉を覚えてしまうと、その先ずっと誰も使わない単語を使いつづけることになります。
これからずっと使っていくあなたの言葉です。少しの手間をかけて、もう一歩深い理解をしておくのがいいと思います。

ちなみに僕なら「乗り越える」は get overを使います。

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【書いた人】

竹内 智則 プロフィール

竹内 智則
Urban Meetup Tokyo 代表

2015年、徳島県の田舎町に住んでいた頃、隣にアメリカ人が引っ越してきたことをきっかけに、英語の会話の必要にせまられる。覚えていた中学英語を必死に使いながら勉強も開始。話せるようになるにつれ、外国人との生活や向こうの文化が楽しくなっていく。
2017年、人生二度目の上京、豊島区は雑司が谷にて、日本人と外国人が一緒に住むシェアハウスをつくり、自身も一緒に住む。週に1、2度 シェアハウスを中心にした観光ツアーを企画。雑司が谷の街を案内し、日本料理を一緒につくる。
「外国人と交わる方が、人生面白い。」非日常ではなく、生活レベルで文化が混ざり合う瞬間をもっと増やしたい。

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