2018-1-30
先日、池袋のジュンク堂に行ってきました。
池袋のジュンク堂といえば、日本最大級の大型書店。
そこには、全国から選び抜かれた、選りすぐりの本たちが並びます。
最大級とは言っても、棚の数には限りがあり、本たちは熾烈な競争を勝ち抜いて、自分の居場所を掴むのです。
さて今回は、この、池袋ジュンク堂に、どんな英語本が、どの順番で置かれているのか、レポートしたいと思います。
ジュンク堂のフロアマップ
① TOEIC・英検・TOEFL
エスカレーターを出て、まず目に入るのが、TOEICのコーナーです。
その数は圧倒的!
基本の「徹底攻略!」みたいなものから、「聞くだけTOEIC」「お風呂でTOEIC」など「そんな角度からTOEICを攻略するのか」と思わされるようなものまであります。
対する英検のコーナーですが、こちらは真面目なものが多い印象。
シンプルに、1級/2級とクラス別に並んでいます。
本の数はTOEICほど多くはなく、本のバラエティもそれほどではありません。
そして、目立つ棚からはずれたところにTOEFLコーナーがあります。
やはり需要と供給という要素が本屋さんの陳列に如実にあらわれていますね。
またTOEFLコーナーの隣には留学する人向けの本が置かれていました。
② 辞書
英語コーナーの、一番端に置かれているのが辞書でした。
たしかに、端っこに辞書というのはありかなと思います。辞書を選ぶ時には、それなりに時間をかけるし、人のあまりこないところで集中して選別したい、という気持ちもわからなくはありません。
その隣には、各種試験用の単語帳が集められていました。
③ 音読・発音
最近のブームなのでしょうか、英語の発音や音読について書かれている本のコーナーがありました。英語学習を音の面からアプローチしていくための本が一つのジャンルとして成立していました。タイトルも、変わったもの、こったものばかり。ついつい手に取ってみたくなるものも多かったです。
④ やりなおし
英語やりなおしコーナーとでも言うべきでしょうか、「中学英語からもう一度やりなおして英語学習をはじめましょう!」というコンセプトの、英語初学者向けの本がたくさんあります。
タイトルに「やりなおし」と入っていなくても、題材が取っつきやすいものであればこのコーナーに置かれています。例えば旅行用の英会話本。これをきっかけとして英語学習を始めるため人もいるだろうし、初心者コーナーに置かれているのは、なるほどという感じです。
また本に一切英語が載っていなくてもここに置かれている英語本もあります。
それは英語勉強法の本。こういう風に英語を勉強していきましょうといったことが書いてある本で、英語初学者向けに書かれてあることが多いため、このコーナーに置いてありました。
⑤ 読み物
英語学習をある程度すすめると文章を読むことが大事になってきます。
ここには、有名な人のスピーチや、童話、ニュースを集めた本や演説を集めた本、映画のセリフが載っている本や、児童向けの洋書、ディズニー、さらにはドラゴンボールやワンピースなどのコミックも置いてあって、自分のレベル & 好みにあった本を手に取れるようになっています。
⑥ ビジネス
ビジネスに役立つ英語という本もたくさんあります。メールの書き方から各種業界向けのものまで幅広くありました。ぼくはこのあたりの本には手を出してはいないですが、その仕事についたら、そのテーマの本を買えばいいのですから、便利だなと思います。
⑦ 専門書
英語を学問として勉強する人たち向けの本です。
「お風呂における英文法の再構築について」とかとか、タイトルが何を言っているのかわからないのが特徴です。あと色のバリエーションもありません。日陰者です。
ちょっと気にして本屋を回るだけでも面白いですよね。
みなさんのお近くの本屋さんの英語コーナー、どんな陳列をしていますか?