こんにちは、英語コーチの竹内です。
              私は普段、英語学習の指導をしていますが、
              自分自身の学習に最もよく利用しているのが YouTubeです。
            
この記事では、
・英語コーチは、どのようにYouTubeを活用しているか?
・YouTubeでの学習効率をどのように上げているか?
              をまとめました。
            
YouTubeは無料でネイティブの英語にアクセスできる、強力な学習ツールです。使いこなしていきましょう!
      まずは、知っていると学習効率がアップする、YouTubeの便利な機能を紹介します。
              
                YouTubeでは、セリフを全て文字にして表示できます。
                内容を確認したり、特定の単語を検索するときに便利です。
              
字幕をまとめて表示したいときは、右下の「・・・」ボタンから、Show Transcript を押します。
              
                「スタート・ストップ」などのよく使う操作は、キーボードを押すだけで実行できます。
                慣れるとマウスを動かす必要がなくなるため、YouTubeの操作をスムーズに行うことができます。
              
              
                「スペースキー」で、動画を再生・ストップできます。
                最もよく使う、基本のショートカットキーです。
              
              
                「C」を押すと、字幕の表示・非表示を切り替えます。
                (「Caption - 字幕」の頭文字をとって、C のショートカットです)
              
              矢印キーの「→」は10秒早送り、「←」は10秒巻き戻しです。
見たいシーンまで動画を進めるときや、英語を聞き逃して戻りたいときに使用します。
              
                「Shift + >」を押すと、動画の再生速度が早くなります。
                連続で押すと、最大2倍までスピードが上がります。
              
                逆に「Shift + <」を押すと、再生スピードが遅くなります。
                こちらも、連続で押すと0.25倍まで遅くなります。
                難しい発音を聞き取りたいときに便利です。
              
辞書ツールを利用して、単語チェックの時間を短縮しましょう。
                つながる英単語Picker を使うと、単語にマウスを当てるだけで、その意味が表示されます。
                英語のニュースなどを見るときは調べる単語の数も多いので、積極的に活用していきましょう。
              
              
            YouTubeには様々なチャンネルがあるため、学習目的に応じてチャンネルを使い分けます。
以下、私がよく利用している学習方法を紹介します。
ネイティブスピーカーの発音を、手軽に確認できるのが YouTube の強みです。
いくつかのチャンネルを比べて、「この人はこう説明している」「あの人はこう..」と見ていくと、発音に対する理解が深まるでしょう。
                ネイティブではない外国人が「私はこうやって英語が話せるようになったよ!」と教えているチャンネルがあります。
                ネイティブではない分、英語はそこまで早くなく、易しい英語で話すチャンネルが多いのが特徴です。
                
                彼らは、英語が話せなかった時期を乗り越えて、今は話せるようになった、言わば私達の先輩のような存在。英語を学習する上でのエッセンスを学び取りましょう!
                
              
                ネイティブスピーカーが英語の表現や文法、言葉の使い分けを解説している動画です。
                英語の学習者向けに話してくれているので、分かりやすい言葉遣いが多く、ネイティブ特有のニュアンスの使い分けが学べます。
                
                日本人が苦手な「時制」や「前置詞」の使い分けは、日本語で書かれている教材も少ないため、参考になる内容も多いでしょう。
              
YouTubeを使えば、リスニング教材には事欠きません。 自分のリスニングレベルに合ったものや、興味のある内容のチャンネルを選びましょう。
                リスニングにおすすめのYouTubeチャンネルは、こちらの記事でも紹介しています。
                【サンプル音源あり】シャドーイング - レベル別おすすめ教材19選
              
普段見ているニュースを英語で見れるようになれば、それだけで英語学習の時間を確保できます。
日本で報道されている内容が、海外ではどう取り上げられているのかも面白いポイントです。
                YouTubeには、スポーツ・料理・動物など、様々なジャンルの動画があります。
                自分の興味のある分野を英語で見てみましょう。
              
                私はバスケットボールが好きですが、バスケの本場アメリカの動画は、日本よりも多彩なステップワークを紹介しています。
              
海外の情報にアクセスすると、これまでとは違った発見があるでしょう。