雑司が谷Neighborhood Houseができるまで

Urban Meetup Tokyoは、東京の池袋の近く、雑司が谷という街に国際交流シェアハウスを運営しています。

『雑司が谷 Neighborhood House』と名付けられたこのハウス。名前のとおり、外国人と日本人が一緒に住んで「ご近所さん」を楽しむシェアハウスです。

シェアハウスをつくる道のりには、苦労も工夫も楽しさも、普通に暮らしているだけでは経験できない、たくさんのものが詰まっていました。

語り手はUrban Meetup Tokyo代表の竹内智則。
物語の始まりは、徳島県の田舎の町で暮らした体験から始まります..


6.住みながら整える。

2017-12-05

2017年7月1日、雑司が谷Neighborhood Houseが無事にオープンしました。

オープン初日の夕飯

記念すべき、一回目の晩餐
そう、全然「OPEN!」という感じに、なりませんでした。
どちらかというと、引っ越し。。

本当は、内装も家具も。全部揃えてから「オープンです!」って住み始めたかったんだけど、
準備の間、住まないでいるだけの資金がなくて、「住みながら改装する」という選択をしたのでした。


けれど、これでよかったことが分かりました。

一つの理由は、住むのに支障がなかったこと。
みんな、仕事が忙しかったりあんまり家にいません。
疲れて帰ってきて、ゆっくり休めるよう寝室(各自のプライベートルーム)だけは初めにきちんとしておいて、リビングみたいな共有スペースを徐々に作っていく形を採用。

寝室

食事をするテーブル

リビングのソファ

押入れ、屋根裏

こんな感じです。
朝起きてくる。仕事から帰ってくる。その度に、リビングの机ができていたり、ソファができていたり。

屋根裏に入って発泡スチロールも詰める、なんてこともして、普通じゃ立ち会えない体験たち。
ハウスが完成に近づいていく様子が目の前で見れて、その行程も面白かったと思います。

近所のさかな魚屋さんでもらって来た発泡スチロール。

また、
住む前に必要と思っていたものが、住んでみると要らなかったり、
椅子とか家具をもらってきて、家の中でダブったり。

実際に暮らしを始めると、計画段階とは違うことが起こるという発見があって、
はじめは必要最低限からスモールスタートで、
けれど自分たちの暮らしに合わせて、徐々にハウスをアレンジしていくのがいいんだろうなと思います。

最近、冬が寒いので窓を二重にしました。


ということで、ハウスがひとまず出来上がって、これでこの連載は終わりになります。

ミュージシャンを目指していたときは、練習の時間を確保するために、他人との関わりを(言ってみれば)遮断していた僕。
その時、人生の優先順位は「人と過ごすこと」<「実力をつけること」でした。

それが失敗や徳島での経験を経て、いつのまにか人と過ごすことに優先順位が置き換わっていることに気づきます。

がむしゃらに練習をしていたあの頃は、音楽ばかりに気を取られて他の大切なものを見てこなかった気がする。
その分、今こうやって人との繋がりの面白さを味わおうとしているのかもしれません。

今 Urban Meetup Tokyoは 次のシェアハウスを作るべく準備をしています。
次のハウスに住みたい人も、シェアハウスにできる家を提供してくれる人も募集中。
仲間になってくれる人が現れたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

竹内 智則


雑司が谷Neighborhood House

雑司が谷シェアハウス

雑司が谷は、池袋・高田馬場にも歩いていける都心なんだけど、ゆっくりした雰囲気の残っている町。ご近所さんとの繋がりがあって、お祭りもあって。その場所に住むことを楽しみたいという想いで「Neighborhood (ご近所)」という名前をつけました。

きっかけが無いと交わらない人生。だけど、ひとつ自分たちの居場所ができれば、新しいことは始まっていきます。

一緒に住んで、雑司が谷という町を楽しみながら、美味しいものを食べたり、将来の話ができる。ゆっくりしているけど、エネルギーのある、そんな素敵な住み家です。

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