雑司が谷Neighborhood Houseができるまで


Urban Meetup Tokyoは、東京の池袋の近く、雑司が谷という街に国際交流シェアハウスを運営しています。

『雑司が谷 Neighborhood House』と名付けられたこのハウス。名前のとおり、外国人と日本人が一緒に住んで「ご近所さん」を楽しむシェアハウスです。

シェアハウスをつくる道のりには、苦労も工夫も楽しさも、普通に暮らしているだけでは経験できない、たくさんのものが詰まっていました。

語り手はUrban Meetup Tokyo代表の竹内智則。
物語の始まりは、徳島県の田舎の町で暮らした体験から始まります..


3.シェアハウスをつくるときに、必要なもの

2017-12-02

シェアハウスをつくるのに、必要なものは3つあります。
それは、

1.大きめの一軒家

2.そこに一緒に住んでくれる住民

3.家賃の設定や契約のこと、家具や建物の整え方などの知識

この3つです。

僕たちはまず、2つめの住民を見つけるところからスタートしました。


はじまりは、弟の徹(とおる)が始めた「イベント」でした。
僕らがミートアップと呼んでいるイベント。日本人と外国人が集まって、その場で出会った人と小一時間 話をするものです。

うちのミートアップ イベント

出会って、話す。
それだけのイベントだけど、席替えを行いながら、今まで会ったことのない国籍の人とも話をしていきます。
初めは5人とか、そのくらいの人数から始まったイベントは、回を重ねることに参加者が増え、シェアハウスをやるぞと決めた頃には、毎回30人ほどが集まる場所になっていたのでした。

シェアハウスの話は、このイベントに来てくれている参加者の人に、はじめ持ちかけました。

「日本人と外国人が一緒に住むシェアハウスをつくろうと思うんだけど、住みたい人はいませんか?」

そもそも、外国人と交流することに興味があってイベントに参加してくれていた方たちです。
多くはないけど、何人かの手が上がりました。住みたいと言ってくれる人がいる。それで、シェアハウスをやると決断できたのでした。

まだ物件が決まっていないから、絵を描いて説明しました。


シェアハウスをつくるのに必要なもの。
3つ挙げたけれど、そこには優先順位があると思っています。

一番大切なのが、ハウスに住む入居者を見つけること。
今回もその通りに進めていて、入居者をまず見つけて、それから物件とハウスをつくる上での知識は探し(学び)始めました。

それでよかったなと思うのは、
例えば、今回のハウスは作るときに130万円の借金をしています。

そこまで大きな金額ではないかもしれません。
けれど、僕にとって、人生初の借金でした。

シェアハウスが失敗したらどうなるんだろう。そんなことは頭を何度もよぎりました。
それでも、ここでアクセルを踏み込めたのは、「ハウスができたら住む」と言ってくれている人がいたから。ほんとう、それに尽きるなと。

さて、
ハウスに必要なものの優先順位のつけ方、物件探し、契約のことなど、僕に知識を与えてくれた人たちがいます。

次回はそのことを紹介したいと思います。


雑司が谷Neighborhood House

雑司が谷シェアハウス

雑司が谷は、池袋・高田馬場にも歩いていける都心なんだけど、ゆっくりした雰囲気の残っている町。ご近所さんとの繋がりがあって、お祭りもあって。その場所に住むことを楽しみたいという想いで「Neighborhood (ご近所)」という名前をつけました。

きっかけが無いと交わらない人生。だけど、ひとつ自分たちの居場所ができれば、新しいことは始まっていきます。

一緒に住んで、雑司が谷という町を楽しみながら、美味しいものを食べたり、将来の話ができる。ゆっくりしているけど、エネルギーのある、そんな素敵な住み家です。

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