2017-10-16
今回紹介する勉強法
- Native Camp.(外国人と話し放題のアプリ)
- Meetup(国際交流コミュニティアプリ)
先日、1話で紹介させてもらった生徒のKちゃんと話をしていたら、「街で出会った外国人に、自分から話しかけた」と言っていました。それがとっても嬉しくて、この場で紹介させてもらいたいと思います。
外国人と話をすると、いくつもいいことがあります。
ひとつは、
自分の世界が広がること。
僕もこれまでたくさんの外国人と話をしてきましたが、それぞれのバックグラウンドの違いに本当に驚かされます。
一人一人、日本に来た理由も違えば、育って来た環境も違う。話をするたびに、新しいことを知ることができて、自分の世界が広がっているなと感じるのです。
ふたつめは、
その人が他の外国人を紹介してくれて、知り合いの輪が広がっていくこと。
東京の人口のうち、約2.5%が外国人だと言われています。つまり100人に2,3人は外国人だということ。けれど僕らは、普通に生活していると外国の人と話す機会があまりありません。
外国人は、外国人同士でコミュニティを作っていて、僕らの「日本人コミュニティ」とは別に生活しています。
だから、一度外国人の友だちができるとそこから交流は始まって、どんどん外国人の友だちができていく。というのが僕の経験です。
さて、連載してきました『全部使ってみました!』最終回は、日本にいながら外国人と話す方法を紹介したいと思います。
日本にいながら外国人と話す方法 その1
Native Camp
フィリピンの英語講師と、テレビ通話を使って話し放題の英語スクール。
一番のポイントはその安さで、なんと月々5,000円で利用ができます。
TOEICや、フィリピン英会話ではよく使われるカランメソッドなどの教材も用意してくれているため、初心者から上級者までどんな方にもおすすめです。(教材は別途購入が必要です。)
話し放題なこともあって、僕は3ヶ月ほど、毎日2時間くらい利用させてもらっていました。
僕が学生時代のことです。
文法や単語などの勉強時間も取りながら、Native Camp.は勉強したことの復習と実践として利用するやり方でした。
今思えば、あれだけ集中して英語に打ち込める時間があったのは、幸せなことだったなと思います。
本当に英語の力を伸ばそうと思ったら、会話も大切ですが、並行して基礎を勉強する時間も確保することをお勧めします。
日本にいながら外国人と話す方法 その2
Meetup
アメリカ発の、国際交流イベントプラットフォーム。
Meetup というのは、もともと「出会う」という意味の英語ですが、海外の方と話をすると、このアプリのことを指していることがあります。それくらい、海外(特に欧米)に広がっているアプリです。
アプリをインストールすると、これから開催される国際交流イベントが見れて、簡単に参加することができます。
例を挙げると、
体育館を借りて卓球をしよう! とか、
代々木公園でピクニックをしよう! とか、
そんな感じ。
無料のMeetupイベントも多くありますが、安くてもいいので有料のものに参加するのをお勧めします。
有料Meetup の方が、オーガナイザーと呼ばれるイベント主催者がしっかり場をコントロールしていることが多いからです。
逆に無料だと、オーガナイザーがあまり場をまとめきれていないなという会が多い、というのが僕の経験です。(まあ、そのゆるい感じがいいという人もいるかと思いますが)
僕にとって、外国人と話をするということは、「英語を勉強して来てよかった」と思う瞬間です。
話したことで浮かんできた疑問が、英語をもっと勉強するきっかけになります。
その場で出会った友人が、また新しい友人を連れてきてくれます。
今回、Kちゃんが「外国人と話をした」と言っていた。
これはとっても大きな一歩だと思います。
彼女が、こうした努力をつづけて、英語で会話をする友だちができていったら、彼女のコーチをさせてもらってこれ以上嬉しいことはないなと思います。
『全部使ってみました!|あなたにぴったりの英語勉強法の使い方』は、ここで終わりです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
書いた人:竹内 徹