2018-01-26
今回は、私も実際に利用したことのあるNativeCampを取り上げます。
NativeCamp
NativeCampはSkypeのようなオンライン電話を使って、パソコンの画面越しにネイティヴの外国人と直接会話ができるサービス。
その魅力は値段にあって、ひと月当たり約5,000円で何時間でも外国人とのレッスンが受けられてしまうのです。
しかも、パソコンさえあればどこでもレッスンができるから、隙間時間を使ってちょっとだけ勉強する、ということも可能。
前回紹介したGABA英会話が、
・教室まで通わないといけない。
・一回あたり6,000円という料金設定
であるのに対して、真逆にあるスクールサービスです。
人気もあって、他にもDMM英会話やレアジョブが類似のサービスを行っています。
こちらはレアジョブ
では、こういうパソコン画面越しのレッスンは、
実際どれくらいの効果が見込めるのでしょうか?
教材は自分で選ぶ
NativeCampのサイトには、豊富な教材が揃えられています。
日常英会話やTOEIC対策、イギリス英語など
毎回、自分の好きなものを選択して先生と会話していきます。
英会話も初級から上級まで、カランメソッドや5分間ディスカッションなど、かなり隅々まで用意してくれている印象です。
教材ごと、たくさんのチャプターがあるため、自分に合ったものを選ぶ能力も必要になってきます。
パソコン通話は、快適
画面越しの会話を心配する方もいると思いますが、私は肯定派。
きちんとネットが繋がっている環境なら、そこまでタイムラグも通信障害も発生することなく会話することができます。
直接対話するために教室まで通う時間を考えると、家にいてすぐにレッスンが開始できることのほうがメリットが大きいという気がします。
先生もきちんと選ぶ
教えてもらう先生は空いている人の中から、レッスンのたびに選ぶ形式になっています。
フィリピンだけでない、様々な国の先生がいる。
ポイントは、先生によって教え方のばらつきがあるということ。
英語は、みなさんきれいに話す方たちなのですが、使う語彙や教え方にそれぞれ個性があって、上手に教えてくれる人はきちんと見極めた方がいいです。
気に入った先生がいたら名前を覚えて、次からもなるべくその人に教えてもらうようにする、といった工夫が必要です。
まとめ
決まった教材を進めていくGABAとは打って変わって、
こちらで勉強する内容を選択しながら進めていくのがオンライン英会話です。
宿題のペースを管理されることも、勉強のやり方を教えられることもありません。
パソコンの向こう側で「いつでも待っているから来てくださいね」と言わんばかり。こちらが勉強しなければ何にもならないし、使い倒そうと思えば英語漬けにもなれる、そんなサービスでしょう。
ひとつ分かったのは、
英語は自分で学習計画をコントロールするほど、費用を抑えて習得できるということ。
究極、参考書をいくつか買ってNativeCampでネイティヴ会話するということ続ければ、2,3万円でかなりのレベルの英語が話せるようになります。
20万とか30万とかのお金を払って、スクールに行く必要なんてないんですね。
けれど、私の経験からすると、そこまでできないことがほとんどです。
例えば、私がフィリピンに留学していたときも英語力が伸びているクラスメイトは少数でした。
「留学をしても、あまり英語が伸びなかった」という実感を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
周りの人間が英語を話す環境で暮らしても、英語力が伸びない。
それは、目標に達成するにはどのスキルが足りなくて、どのように伸ばせばいいのか。何を勉強したらいいのか分かっている人が少ないということなのだと思います。
結果、英語と触れる機会はありながらも、毎日計画性も持たず、だらだらと時間が過ぎてしまう。
NativeCampに代表されるオンラインスクールも、こうした一面があることを忘れてはいけません。