今回は Anki という、暗記アプリの使い方をまとめた記事です。
英語に限らず、第二言語を習得した多くの先輩たちが口にするのが「Ankiを使って単語を覚えた」という言葉です。
なぜ Anki は多くの評価を得ているのでしょうか?
あなたもこの強力なツールを使いこなして、そのパワーを体感してみてください。
Anki をダウンロードしましょう。
下記のリンク先で、少し下にスクロールすると、PCやスマートフォンに合わせてダウンロードリンクが見つかります。
PC、Android は無料ですが、iOS版は3,500円かかります。
Anki の使い方は、とてもシンプル。
1.単語を登録する
2.登録した単語を学習する
これだけです。
シンプルですが、Anki の中ではプログラムが忙しく動いています。
Anki は、登録した単語を忘れそうなタイミングで再び出題してくれます。
記憶の定着度に応じて、Anki が適切なタイミングで問題を出してくれるため、私たちは何も考えずに使っているだけでOK!自然と効果的な単語学習が可能になっているのです。
Anki を使ってみましょう。
まずは、デッキを作る必要があります。
これは、勉強するカテゴリのようなものです。英単語の学習の場合は、単語帳ごとにデッキを作るのをおすすめします。
デッキを作成したら、その中に単語を登録していきます。
表面に単語。裏面に意味を登録していきます。
単語の登録がある程度進んだら、問題を解いてみましょう。
「デッキ」をクリックすると、その日の問題が出題されます。
デフォルトでは、新しい問題の出題数は1日20問となっています。
(この操作はPC版で行ってください)
初期設定では、Anki のカードには「表」と「裏」の2つのフィールドしかありません。
ここに登録できるデータを増やしてみましょう。
英単語の場合は、「例文」と「類義語」があると、よりその単語の使い方をイメージしやすく、より忘れにくくなります。
単語の追加画面で「フィールド」を押します。
出てきたウィンドウで、フィールドをカスタマイズできます。
ここでは「追加」を押しましょう。
追加したいフィールドの名前を入力して、完了です。
追加し終わると、登録画面に項目が増えているのが分かります。
今度は、追加したフィールドを表示しましょう。
単語の追加画面で「カード」を押します。
出てきたウィンドウで、カードに表示される項目をカスタマイズできます。
今回は、裏面に「例文」と「類義語」を表示するために、「裏面のテンプレート」をクリック。
「フィールドを追加」をクリックして、表示したい項目を選びましょう。
問題を出題したとき、裏面に項目が増えていればOKです。
同期設定をすることで、パソコンやiPhone、iPadといった複数の機器で Anki のデータを共有することができます。
また、データは Anki web のクラウド上に保存されるので、データのバックアップとしても有効です。
https://ankiweb.net/account/signup
上記のページにアクセスして、アカウントを作成します。
パソコン、スマホ、iPadのAnkiのアプリで同期ボタンを押すとログイン画面が出てきます。
ここで先ほどAnki web上で作ったアカウントにログインします。
一度ログインしておけば、次から同期ボタンを押すたびにカードの情報が Anki Web に保存されます。
保存された情報は、他の機器で同期ボタンを押すことで呼び出すことが可能です。
この同期のデータは、Anki の独自のクラウドに保存されます。Google Drive と同じようなクラウドが Anki にもあります。
データ容量の制限などは特になく、Anki で作ったカードのデータを保存できます。