Anki を使って、英単語を効率的に覚えよう!

更新日:2024/9/11
Anki を使って、英単語を効率的に覚えよう!

今回は Anki という、暗記アプリの使い方をまとめた記事です。

英語に限らず、第二言語を習得した多くの先輩たちが口にするのが「Ankiを使って単語を覚えた」という言葉です。

なぜ Anki は多くの評価を得ているのでしょうか?
あなたもこの強力なツールを使いこなして、そのパワーを体感してみてください。

この記事を書いた人

竹内智則

竹内 智則

2016年から英語コーチングを開始し、これまで250名以上の方に英語の指導を行っています。
コーチングで使用するための英語学習アプリを制作。「こんな英語教育が欲しかった!」を実現しています。

Anki の使い方

ダウンロード

Anki のトップ画面

Anki をダウンロードしましょう。
下記のリンク先で、少し下にスクロールすると、PCやスマートフォンに合わせてダウンロードリンクが見つかります。

Anki のWebサイト

PC、Android は無料ですが、iOS版は3,500円かかります。

単語帳を買うのと比べてちょっと高いですが、それだけの価値はあります。
まずPC版などで試してみるのも良いでしょう。
竹内智則

基本の使い方 - Anki を使ってみよう

Anki の使い方は、とてもシンプル。

1.単語を登録する

2.登録した単語を学習する

これだけです。


シンプルですが、Anki の中ではプログラムが忙しく動いています。
Anki は、登録した単語を忘れそうなタイミングで再び出題してくれます。

記憶の定着度に応じて、Anki が適切なタイミングで問題を出してくれるため、私たちは何も考えずに使っているだけでOK!自然と効果的な単語学習が可能になっているのです。

デッキを作る

Anki を使ってみましょう。

まずは、デッキを作る必要があります。
これは、勉強するカテゴリのようなものです。英単語の学習の場合は、単語帳ごとにデッキを作るのをおすすめします。

デッキを作る

単語を登録する

デッキを作成したら、その中に単語を登録していきます。

表面に単語。裏面に意味を登録していきます。

単語を登録する

問題を解く

単語の登録がある程度進んだら、問題を解いてみましょう。

「デッキ」をクリックすると、その日の問題が出題されます。
デフォルトでは、新しい問題の出題数は1日20問となっています。

「20問が少ない」と思ったら、オプションで出題数を変えられます。
竹内智則
問題を解く

フィールド(登録できる情報)を増やす

(この操作はPC版で行ってください)

初期設定では、Anki のカードには「表」と「裏」の2つのフィールドしかありません。

ここに登録できるデータを増やしてみましょう。

英単語の場合は、「例文」と「類義語」があると、よりその単語の使い方をイメージしやすく、より忘れにくくなります。

フィールドを増やす

単語の追加画面で「フィールド」を押します。

フィールドを追加1

出てきたウィンドウで、フィールドをカスタマイズできます。

ここでは「追加」を押しましょう。
追加したいフィールドの名前を入力して、完了です。

フィールドを追加2

追加し終わると、登録画面に項目が増えているのが分かります。

フィールドを追加3

フィールドを表示する

今度は、追加したフィールドを表示しましょう。

単語の追加画面で「カード」を押します。

カードを編集1

出てきたウィンドウで、カードに表示される項目をカスタマイズできます。

今回は、裏面に「例文」と「類義語」を表示するために、「裏面のテンプレート」をクリック。
「フィールドを追加」をクリックして、表示したい項目を選びましょう。

カードを編集2
表示される内容を改行したい場合は、改行したい箇所に<br>と打つと、改行できます。

問題を出題したとき、裏面に項目が増えていればOKです。

カードを編集3

PCとスマホでデータを共有する(同期の方法)

同期設定をすることで、パソコンやiPhone、iPadといった複数の機器で Anki のデータを共有することができます。

また、データは Anki web のクラウド上に保存されるので、データのバックアップとしても有効です。

Anki Webでアカウント作成

https://ankiweb.net/account/signup

上記のページにアクセスして、アカウントを作成します。

同期したい機器でログインする

パソコン、スマホ、iPadのAnkiのアプリで同期ボタンを押すとログイン画面が出てきます。
ここで先ほどAnki web上で作ったアカウントにログインします。

同期

一度ログインしておけば、次から同期ボタンを押すたびにカードの情報が Anki Web に保存されます。

保存された情報は、他の機器で同期ボタンを押すことで呼び出すことが可能です。

この同期のデータは、Anki の独自のクラウドに保存されます。Google Drive と同じようなクラウドが Anki にもあります。
データ容量の制限などは特になく、Anki で作ったカードのデータを保存できます。

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プロフィール

竹内智則

竹内 智則

ぼくらの英語コーチング 代表。
2016年からコーチングを開始し、これまで250名以上の方に英語の指導を行っています。
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