外国人が、日本で仕事を見つける難しさ


日本で仕事を見つけるということは、難しいことなのでしょうか?

日本で暮らし、日本語を学んだ多くの外国人が、仕事を見つけることなく、母国へ帰るという選択をしています。

言葉の壁、文化の壁。
そりゃ、思いつく節はいくらでもあるけれど、実際には何が問題になっているのでしょうか?
文化の壁というのは、具体的にどういうことなんだろうか?

そんな思いを もやもやと抱えながら、 外国人と関わる人とお話しさせてもらったり、調べたことを通して考えたことを書いていきます。
(随時更新の連載です)


0.日本で働くことの難しさ

2018-03-25

先日、友人から「今月で、中国に帰る」という言葉を聞きました。
彼は中国語と英語がほぼ完璧に話せる青年で、今勉強している日本語もかなりのレベルで話せている。
その彼が、この3月には母国に帰って そこで英語を教える仕事に就く、と言ったのです。

別れの挨拶にきてくれました。

別れの挨拶に来てくれました


「母国に帰る。」
この言葉を聞くたびにはっとします。
日本に興味があって日本語を勉強した外国人がまた一人、”日本では暮らさない”という選択をしたのです。

僕たちは こういう仕事をしているということもあって、多くの外国人の方と出会います。
出会って、友だちになるまではとても嬉しいこと。
けれど、それが1年経って2年経つと、彼らは母国へ帰るという決断をするのです。

もちろん、僕たちは「日本での経験を糧に、母国でも頑張って」と励まします。
彼らも「こっちに来た時は案内するから、連絡して!」と言ってくれ、僕たちは無料の旅行ガイドが手に入ります。

けれど本当なら、”気軽にまた会える距離”に残っていて欲しかった。「また一人、日本を発ってしまった」と思うのが本音です。


国際留学生協会のこちらの記事によると、
2016年度に卒業後、就職ビザに切り替えた留学生は約2万人とのこと。

就職ビサの取得件数は年間約2万人

一方で日本に滞在している外国人留学生はおおよそ30万人と言われていて、
単純計算をすると、留学生のうち7%しか日本に残っていないことになります。

なぜ多くの人が日本に残らず、別の国で暮らそうという決定をしていくのでしょうか?
文化の違い、言葉の壁、家族のこと。もちろん理由はたくさんあると思います。

その中で、この連載では”日本で仕事を見つける”ということに注目しながら、その難しさを考えたいと思います。

(つづきます。)


声をお聞かせください。

働く場所のこと。
この、多くの人の人生を変えるような問題を、Urban Meetup Tokyoは、なんとか解決したいと考えています。 すぐにはできないことも多いと思います。けれど、我々にできるところから、進めていきたい。

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